デジタル屋台システム
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デジタル屋台システム(DEZIYA)概要

デジタル屋台とは、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、製造業におけるセル生産方式で作業を支援する仕組みのことで、ライン生産では流れてきた製品に対して組付けなどをしますが、セル生産では、一人の作業者もしくは少数の作業者が与えられた場所で組立て作業と検査まで完結します。
その組付け作業をITで支援する仕組みをデジタル屋台システムと呼んでいます。
製品の特色
1、多種多様なライトモジュールを用意
部品や製品の棚入れ、棚出しの間違い、個数間違い、ポカよけ防止のためにピッキング作業に応じたライトモジュールを用意しており、迅速でかつ正確なピッキング作業を実現します。
※ライトモジュールは株式会社アイオイシステム様の製品を利用しております。
2、音声や静止画・動画で作業を指示
作業手順を音声で案内したり、静止画で重要部分のマニュアル表示、動画マニュアルによる組付け指示など作業者のレベルに合わせて設定が可能です。
3、作業の標準化を実現
新人作業員や言葉が通じない外国人作業者でもベテラン同様な作業ができ、教育の手間を省けます。
4、組付けだけでなく部品の棚いれ・棚出しにも最適
セル生産における部品の組付け作業だけでなく、ライトモジュールを使うことで、流通現場の出荷作業や製造ラインへの部品供給にも貢献できます
主な機能
1、ピッキング機能
作業対象の製品ラベルをバーコードスキャナーで読取りして作業の開始指示を与えます。
対象の製品に組み付けする部品棚のライト点灯と数量指示をしてピッキング作業の指示をします。

2、作業指示機能
作業の流れをフロー形式で表示します。
製品を構成する部品を表示します。
作業指示を音声や静止画、動画で与えます

導入効果
- 最小限の教育で多品種小ロット生産が可能で生産コスト削減に繋がる
- 作業者にはタクト時間も表示させるため、作業の平準化ができる
- 棚在庫も管理でき、在庫切れ、欠品防止にも役立つ
- 部品在庫や作業実績の分析および製品を構成する資材のトレーサビリティを可能にする
その他の応用法

デジタル屋台システム(DEZIYA) + 画像検査システム(Digital-Eyes)
セル生産で組付け作業の一連の流れの最後の作業として製品を画像で検査することも可能です。
これが実現できれば検査工程の目視検査も不要になり工数低減に繋がります。