画像検査システム
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画像検査システム(Digital-Eyes)概要
ハイテックスでは、製品の検査工数の低減と検査のバラツキを少なくするために画像による外観検査で自動判断して不良品流出防止に貢献する画像検査システムをご提供いたします。
画像検査システムの特色
弊社は、長年親会社の現場のシステム化に携わってきた経験から、画像検査システムの専門的知識はもちろん、画像検査の対象製品の素材・性質の理解、ものづくりにおける生産工程や生産設備など現場のさまざまなノウハウを有しております。現場の悩みを解決するために、カメラや照明の選定から、画像検査に必要な治具、搬送設備などの設備設計や導入までお客様のご要望にあわせた幅広い画像検査システムの提案が特色です。
1、画像検査の内容に合わせたモジュール提供
検査のプログラムと画像処理プログラムが別構成のためユーザーの画像検査内容に合わせた検査モジュールをシステム化して提供することができます。
2、工程運用に合わせた画像検査システム入出力の選択が可能。
センサー、スイッチボタン、QR情報、設備信号、モニタ、音声、表示灯、設備制御など画像検査の工程にあわせた入出力の選択ができます。
3、GUI画面のカスタマイズが可能
検査の判定カウントや処理タクト表示等の結果数値表示や検査画像の表示方法について自由にレイアウトの変更追加が可能です。
4、撮像環境に合わせた機器構成
カメラやレンズの撮像環境を整える為、専用照明から画像検査のステージやワークの固定等画像検査の内容に合わせた機器構成が可能です。
導入までのフロー
外観検査や検査工程でのお客様の悩みや困りごとを解決するために、顕著化された課題から潜在課題まで、ものづくりにおけるあらゆる内容をヒヤリングして現状把握をします。
外観検査で課題としている製品をお借りして、弊社の撮影環境下において、画像検査が可能であるかを検証して、「画像検査結果報告書」にまとめて結果をお知らせします。
実際に現地に赴き、製品工程や検査工程など現場環境を確認します。画像検査の自動化を実現させるためには、画像の検査精度が重要ですが、現場環境を把握することは画像検査システムを安定して運用するためには重要なポイントになります。
お客様の現場環境を前提に、画像検査を自動化した擬似環境を弊社で構築して、検査要求をクリアできるかなど詳細な検証を実施します。
現場視察と各種検証結果をもとに、画像検査を自動化するためにカメラや照明機器の選定はもちろん、設備構築/制作から画像検査システムを安定運用するためのアフターフォローまで幅広くご提案いたします。
お客様の検査要求に応えるために、画像検査のアルゴリズム構築と必要に応じてシステム側のプログラムの改修を行います。
画像検査システムのソフトウェアや画像検査に必要な設備一式を導入して、お客様の要求事項をクリアできるまで現地テストを繰り返します。
運用マニュアルや操作マニュアルはもちろんのこと、現場で発生した障害対応にも迅速に対応いたします。
画像検査の主な機能
【検査機能】
誤品、欠品検査
部品の組付け忘れや誤組付けなどの検査ができます。

キズ、汚れ検査
樹脂製品から金属製品まで様々な材質のキズや汚れの検査ができます。

バリ、欠け検査
成形不良によるバリや欠け、ショート、異物付着、ヒケなどの検査ができます。

テキスト読取り
画像検査では製品に刻印されている品番やバーコード、QRコードについても読取りができます。

【その他の機能】
- 検査品番の追加
- 検査条件の変更
- 検査結果の合否判定表示機能
- 検査結果のログ出力機能
画像検査以外にも目的に応じて各種センサー、音声スピーカー、バーコードリーダー、信号灯などを連動させることも可能になります。
画像検査導入による効果
- ポカよけとしての効果も発揮できた
- 検査員の工数低減に繋がった
- ログが収集でき品質管理の分析もできた
- 人の検査から画像検査に自動化することで生産性向上に繋がった
- 目視検査にくらべ判定の信用度が保障された
導入事例
事例2:某自動車部品製造業
以前より画像検査システムは導入していたが、システム自体古く、検査精度も低く良品・NG品の判定でバラツキも発生し、結局は目視検査に工数をかけることになり非効率的であった。
事例3:某アミューズメント機器製造業
部品の取り付け忘れ防止・外観キズチェックに、検査員を2名配置していたが、同じ製品を見続けるため見落としが発生。また、検査員の交代頻度が多く、検査精度のバラツキが発生していた。
その他の応用法
画像検査システム(Digital-Eyes) + 製品トレーサビリティーシステム(Symphony-BS)
画像検査システムと製品トレーサビリティーシステムをあわせて導入することで、検査工程の合否判定や検査数値などをSymphony-BSに連携して、トレーサビリティー画面から画像検査工程の情報も把握することができます。